MAKI UMEHARA
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Projects by nüans (アナ・ハイデンハイン, エルマー・ヘアマン, 梅原麻紀)
2006年〜2016年. 拠点:ドイツ西部ラインラント, イスタンブール, ベルリン, 東京など
nüansは、当初コンセプチャルな方向性のプロジェクトをというドイツ人アーティストの意向もあり、個人の作品とは少し異なる内容とした。nüansプロジェクトの方向性は次のとおりである。:
〈コンセプトとテクストを重視する。ほかのアーティストを招聘する。参加アーティストの作品は、nüansの展覧会やプロジェクトにおいて重要な意味をもつものである。アナ・ハイデンハイン、エルマー・ヘアマン、梅原麻紀の個人の作品は見せない。マテリアルを用いた自分自身の作品ではなくできるだけコンセプトで作品を成立させる。〉このようにして、最初の約半年間、アーティストが協働し実現するプロジェクトやキュラトリアル・プロジェクトが多く展開された。
[注] 在外研修助成の研究計画について / ポーラ美術財団 / 梅原麻紀(2006年4月〜2007年3月)
研修計画は、主に梅原麻紀が在籍していた大学、あるいはその他の場所で作品制作・発表を行い、大学修了後、制作と並行して自主企画のプロジェクトをアトリエ等で行うというものであった。個人による自主企画のプロジェクトについては、こう記している。
〈日常的場・非日常的場、公共空間・私的空間における表現を探求するために必要である。〉
卒業後のドイツ人とのコラボレーションについては記されていない。複数人で企画するプロジェクトを想定していなかったため、個人のアーティストとして滞在費・アトリエ代等の経費を申請していた。後にドイツ人とともにプロジェクトの企画をすることになったが、最初からそのように考えていたわけではなく、様々な経過を経て個人企画のプロジェクトではないかたちになっていった。作品制作においては、以前から、多くの作家とともに話し合いを進めたうえでの共同制作を行なっており、コラボレーションアートが何故重要となるのかしばしば自問してきた。ドイツ人の要望によりnüans個々人の作品を展示するのではなく、キュレーション、コラボレーション、コンセプチュアルアートを軸とした展覧会が開催された。なお、実際には、次のページで述べる美術機関の後援により「The Fit 展」(企画:M. H. Shamberg, nüans)などのプロジェクトを実現させることができた。
美術機関からのプロジェクト助成(2006年〜2016年)では、nüans(ハイデンハイン、ヘアマン、梅原)への謝金は含まれていなかった。nüansはプロジェクトにおける必要経費の助成を受けることがあっても、ハイデンハイン、ヘアマン、梅原個人に係る奨学金はこれまでに一度もなかった。奨学金には、出版費用、移動費、プロジェクトHayyに参加した映像作家や、他のアーティストへの謝金が含まれている。また、nüansプロジェクトはアートギャラリーで展示を行うことはあってもアートギャラリーではなかった。
展覧会風景:タートル・プロジェクト by Michael H. Shamberg, nüans / ウォール・ペインティング by Kim Schoenstadt, "stair good" / nüans, デュッセルドルフ / キュレーター:Michael H. Shamberg, nüans / タートル・プロジェクト, In:展覧会カタログ & アーティストブックPROP: Proud to Be a V.I.P., nüans, 2007
nüans ロゴデザイン: アンキ・プルバンドノ, MES 56
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